虫周ノ言己

高校生のどっかの馬鹿が適当に書くブログ

両毛合戦

 115系の運用が少なくなると聞いたある冬の雨上がりの日の事、私は一ヶ月後に都立推薦を控えてるのにも拘らず宇都宮線の始発列車の中のボックスシートに座っていた。今回の話は私がまだ大好きな化学の先生と出会う前の話である。

 

 

 この日の前日と前々日に2日連続でしょうもない理由で個室呼び出しを食らいストレスが溜まりに溜まっていたのでそのストレスをどう発散しようか薄暗い車窓を横目に缶コーヒーを飲みながらずっと考えていた。

 2本目の缶コーヒーが空になり暫くした後、宇都宮線の始発列車は小山駅のホームに滑り込む。ドアが開いたらすぐ重たい三脚を抱えて両毛線ホームに向かい駅ナカを駆ける。。

 

なんとか間に合い107系の車内で休んでいた。しかし窓を見た瞬間異変に気付く、外の様子がおかしいのだ。私は一つのことを忘れていた。前日の夜は関東全域で大雨が降っていたのだ。大雨が降った翌日の田舎の朝、両毛線沿線には青白い霧が車窓を覆っていた。

 

数十分過ぎて列車は大平下に到着。霧は晴れそうにない。先の様子が見えない中鉄オタ十数人が撮影地へ向かう。偶然PENTAXおじさんの友人とニアミスしていたので合流。霧の中通過する427Mを見送った後、岩舟の方へ向かうことに。

 

岩舟の撮影地に近づいてきたあたりから朝日が霧と雲の間を縫って差してきた。霧はまだ晴れていないが何とも幻想的な風景だ。適当にカメラを出してそこらへんをパシャパシャ撮っていた瞬間、電車が通過したのだ。

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 429M 211系A??編成 

珍しく自分の中では「決まった」と思えた瞬間であった。その後、なんやかんやで岩舟山バックへ、この頃には視界を妨げる霧も晴れ、岩舟山を霧が少し覆う程度のモノであった。適当にPENTAXおじさんと話していたら438Mが通過。シャッターを切る。

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 438M 115系T1037編成+T10??編成 岩船山は霧に隠されたがこれはこれでカッコいいのでよしとする。

 その後、某ラーメンと肉と西武ライオンズが大好きな友人が岩舟にいるとのことなので合流、岩舟付近の某撮影地で437Mを狙うが舌が出ていて撃沈。後ろ3両も舌が出ていて絶望的な中わずかな希望を残し岩舟ストレートへ。岩舟ストレートで杉浦双亮のモノマネをするラーメン野郎、真顔で見るPENTAXおじさんと自分。3人とも444Mのことを忘れかけていたその時。

「渡り板が上がっている」

 誰かのその声で我に返り、急いでシャッターを切る。

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 444M 115系T1030編成+T1039編成

 心優しい同業者の方、本当にありがとう。そう思いながら帰路に向かう3人であった。

 

因みに推薦は落ちた。油売ってるんだから当たり前の事である。

 

使用機材:EOS kiss X3+Σ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM and 2009年の55-250mm