そんな日
「そんな日もあるさ!」
終業式が終わった次の日、少し遅い時間に起きた僕はいつものように飯を食べ、家を出た。
時はその前日の夜、なんともいえない距離感と虚無感があったとある撮影を終えて一息し、LINEを開いたらグループでカシオペアを撮る話をしていた。
クリコガでみんな撮るということなので便乗、今から1年と少し前に撮ったのだが構図的にも色々ダメだったのでリベンジしたいところだったのだ。
曲を聴いたりだべってたりしてたら古河駅に到着、みんなタクシーを使う中ケチな僕は炎天下の中40分ものの距離を歩いたのだ。まあこれも曲を聞いてると意外とあっという間、途中で買った飲み物がぬるくなるのもあっという間だった。*1
炎天下で待つこと4時間、さすがにあっという間ではなかったものの、思ったより短かった気がする。インスタのストーリーズを見て違和感と嫌な予感を抱いたり、雲を噛んだ太陽に不安を抱いたりしたが何とか17時には晴れてくれた。
謎の不安が解けない僕であったがひとまず忘れファインダーを覗く。すると甲高い汽笛の音が聞こえてきた。
9011レ カシオペア紀行 EF81 139 + E26系 @栗橋~古河
始めてカシオペアで満足する写真が撮れた。満足である。帰りはとてもやさしいお方が駅まで送ってくれました。本当にありがとうございます。
美しくもはかなく、せつない夕日を眺めながら帰路につく僕だった。
ちなみに嫌な予感は的中しました。まあ、そんな日もあるさ!
[追記]孕んだ嫌な予感は肥大化してきてヤバくなる。一年前の自分を恨みたいね!
みんな、思い立ったらすぐ行動だよ!割り切ることも時には重要なのかもしれないのさ!