虫周ノ言己

通称 「芋」 自称理系。鉄道中心に色々と。

イヤミだ!イヤミ!

 こんな趣味をずっと続けてたら色々な感情がこみ上げてくる。まあ、その大半が『癪、死すべき。』なんだろうが。

 

 

 

 とにかく何かを撮りたかった芋はとにかくひねくれていた。頭の中は常に批判でいっぱいだった。蒼い鳥のSNSで『あんまうまく撮れなかったんですが笑』的な事が書かれてたら気分が悪くなるくらいの物だった。そして心の中で『イヤミだ!イヤミ!』と野次を飛ばすのであった。

 

 

 どんなに野次飛ばしてたって写真は増えない。結局撮影という撮影は体育祭を最後にやっていないので今から一年くらい前のことでも書こうと思う。

 

 

 高校に入学したての頃、なんとなくシルエットを撮りたいと思っていた。適当に探してたら八高線の撮影地が見つかったので行く事にした。この頃は思い立ったら単身でも行動するくらいの行動力があったのだ・・・。

 

 西武の元加治とかいうちゃっちい駅に降り立った後、夕日を浴びながら少しばかり歩いたらその撮影地は姿を現した。

 

 すぐさま河原に降りて三脚を立てる。いつ来るかわからない電車等、初めてのシルエット。わくわくしていた。

 

 そして・・・

 

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夕日を浴びながら凄まじい音を立て、鉄橋を列車が通過した。この時は童心に帰っていたと思う。それくらいの経験だった。

 

そして歩きに歩いて東飯能へ、眠い目を擦りラーメン食べて帰路についた・・・。

 

 

しかし、数ヶ月後、ここへまた来た芋に悲劇が襲ってくるのをまだ誰も知らなかった・・・。

 

嗚呼、この頃に戻りたい。既に私は高校生活をやり直したいという叶わぬ欲望を持ってしまった・・・。

 

また行こうかな・・・。すべてを忘れられるかもしれない。

 

[Canon EOS Kiss X3 + SIGMA17-50/2.8]